髪をきれいにすることで枕が臭わなくなる

おまえはな、シャンプーなんか使っているからフサフサにならないんだよ、と
同僚のこのひとことと、そして、一緒に暮らす彼女の「シャンプーの界面活性剤はからだに悪いのよね」の言葉がつながった瞬間でした。彼はすぐにシャンプーをやめたといいます。あれから5年、ずっと水洗い水洗いでとおしてきました。「猫っ毛で、フニャッとしていた彼の髪がしっかりしてきたし、いまでは刈りたての芝生みたいにつやつやしてます。
以前は、頭皮が透けて見えていたけれど、ずいぶん、よくなったみたいです」シャンプーをやめるよりもまえに、彼のオヤジくささが気になりだしていた彼女。「枕などもにおっていました。加齢臭でしょうね。
ね。ところが、シャンプーをやめてから、少しずつそれが消えていって、いまは枕も、頭からもいやなニオイがしません」シャンプーをやめたことで薄毛が改善されたうえに、加齢臭も解消されたのは、私だけではなかったのです。
髪が太くなった、コシが出てきた、本数も増えた気がする、とにかく髪が濃くなった……。私を含めた経験者たちが、シャンプーをやめて水だけで洗うようになったら、髪が健康になり、になり、薄毛も改善されたと実感しています。では、なぜそのようなうれしい変化がもたらされるのか。それは、シャンプーが毛髪の健康を損ない、その成長を阻害する最大の原因であるからにほかなりません。
シャンプーをやめれば、この最大の原因がとりのぞかれるから、毛髪は健康になって、スクスクと成長し、薄毛も改善されるというわけです。この章では、シャンプーが髪や頭髪にどのような弊害をもたらして、薄毛の進行を速めてしまうのかをじっくりとみていきましょう。
私はそのいちばんの原因は「皮脂腺と皮脂」にあると考えています。シャンプーをしすぎた人の頭皮を顕微鏡で見ると、よく毛穴のまわりの皮膚がクレーター状に陥凹しています。
このくぼみは、発達した皮脂腺と、そして慢性的な炎症によっても穴の周囲の真皮が溶けてしまったものと思われます。シャンプーをしすぎれば、皮脂腺が大きく発達し、発達した皮脂腺からは、皮脂がジュクジュクと出てくるようになります。なぜなら、シャンプーで頭の皮脂をすっかり洗い落としてしまうと、皮脂が不足してきます。そのため、皮脂を大量につくって補わなければならなくなり、したがって、皮脂腺が大いに発達するのです。
皮脂腺が発達しすぎると、毛髪にとってきわめて不都合なことが起きます。
に、毛根は毛細血管からから栄養をもらい、その栄養を使って細胞分裂をくりかえすことで髪が太く、長く成長していくわけです。ところが、皮脂腺が発達しすぎると、毛に供給されるはずの栄養の多くが皮脂腺へいってしまい、そのため、毛は栄養不足の状態におちいってしまいます。

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